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1年間お世話になりました。

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こんにちは。本日で最後となります萩青年会議所2018年度理事長の田村です。

1年を振り返ってみます。

2018年は公益から一般へ社団法人格の変更から始まりました。

法人格の変更は公益の利点がほぼほぼ活かされていないのと、単年度で役職が変わる青年会議所には公益会計を理解しないまま1年を過ごすことに行政指導→公益取消のリスクがあったからです。

もちろんそのセクションを設けるなり、予算が多ければ会計事務所にお願いするなりはできたのでしょうが、会員減少に伴い予算も少なくなり、全体予算が少なくなれば固定費の割合が高くなり、公益基準に達しなくもなります。

私が思う青年会議所の素晴らしいところの1つは、任意団体ではなく法人格を有するところにあります。
多くの会員は経営者一族であるのですが、自らが新規事業を立ち上げている場合を除いては、ほぼほぼ法人運営に疎い人ばかり。
法人運営を学ぶことができるのは単年度制の青年会議所ならではだと思います。

なのに、公益基準に囚われ、法人の社会的貢献度を大きくすることを楽しむことができずにいました。
また、会員が少なくなってしまうと理事長をやりたいと思うものも少なくなり「理事長就任=×ゲーム」となっていました。

これらの問題を解決するための法人格変更からの会計の見直し、それに伴い運営方針の変更が私と私を担いでくれた会員が求めるものでした。

大目標としてはやはり「会員減少を食い止める」

今年何度も口頭で言いましたが

「私はJCが嫌いです。でも、青年会議所の素晴らしいところも感じています。町を良くしようという団体が衰退するということは町が衰退するということ。町を良くしようという団体が消滅するということは町が消滅に向うということ。だからこそ町を良くしようという団体を無くしてはならない。」

青年会議所が本来持っている性質は素晴らしいところがあるのにも関わらず、長い時代の中で時代錯誤のものとなっており、この流れを断ち切り、組織を時代にあったものへ変え、本来の魅力を前面に出すことで会員減少を食い止めることができるのだと考え、中目標を以下のものとしました。

①会費以外の強制力をもつ出費を可能な限りゼロにする。
②事業計画承認プロセスの変更し、会員が能動的活動ができるようトップダウンからボトムアップで事業を組み立てる。
③事業予算を少なくしても対外事業の数を増やし地域社会への露出を増やす。
④予算を単年度使いきりで考えるのではなく、周年事業に向け計画的にプールする。
⑤携わり方の優先順位を家族、仕事の次におく。また組織としては日本、地区、ブロック、OBとの関係よりLOMに勢いをつけることを優先する。

①に関しては、役職が上がれば上がるほど出費が増えるのは会社では当たり前ですが、それは会社から役職に応じた賃金がもらえるからで、役員報酬のない法人において役員の出費が嵩むとなれば、お金に余裕がある人でしか役職につけない。それを良しとしていたのは過去のもので、現在においては、お金に余裕があっても、そのようなお金の使い方を社会の最小単位である家族が理解してくれるわけもない。もちろん理解してくれる家族(奥さん)も無きにしもあらずでしょうが、割合はかなり少ないでしょう。家族に理解してもらえない活動がどうして町を良くしていけるのでしょうか。家族が応援してくれる団体になることが会員増加に繫がるものだと考えました。

②に関しては、受動的な活動より能動的な活動の方が人間の成長スピードは3倍速いという科学的根拠と、何よりも活動する本人が楽しいと思えなければ当たり前ながら会員が増えるわけがない。全ての会員が楽しいと思うのは難しいかと思いますが、楽しいと思える会員の割合を増やすことで会員増加に繫がるものだと考えました。

③に関しては、お金をどれだけ使ったかを競うのではなく、社会開発にどれだけ貢献できるのかが青年会議所で重要な部分だと考えます。萩青年会議所は基本継続事業はせず、新しいことにチャレンジする…「お腹が減っている人に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えてあげる」その理念が対外事業を考える要素であり、こんなこともこの町でできるんですというものを提案・提示できることが青年会議所の素晴らしいところの1つ。しかしながら新しいことをチャレンジしたとしても、必ずしも将来の何かに繫がるわけではない。大きいこと一つをやるより、いかに数を打つかで可能性は拡がるもの。また、露出が多くなれば、それだけ活動だけでなく青年会議所の存在を広く市民に知ってもらえ、会員増加に繫がるものだと考えました。

④に関しては、周年事業をやる必要があるのかという議論もありましたが、やはり町を良くしていこうという団体は地域住民や組織を繋いでくれた先輩方あってのもので、その感謝の心を表すのが周年事業だと思います。しかし、今までの流れでは周年の年と周年の前の年の負荷が大きく、①の話に関係しますが、感謝を示すべきものを執り行う活動を身近な人が応援してくれるのかという疑問です。また、ある先輩が「JCに関心があったり、JCから勧誘を受けたときに、周年が間近にあるのを知ると、そのタイミングでの入会は避けようとするだろう」と言っておられました。そのお言葉の本質的な問題の改善には至りませんが、周年事業に関わる無駄な部分を削減したい。それにより会員増加に繫がるものだと考えました。

⑤に関しては、当たり前のことで、組織というものは最小単位からしかっりしたものでなければなりません。いくら素晴らしいことをしてても組織として体裁を気にしたり、頭でっかちになってしまっては足元から崩れます。また、人口が増えていたころの理論でいえば、家族、会社を磐石なものにしている人が青年会議所活動に加わることができ、それをモチベーションとして入会、活動ができていましたが現在は違います。そもそも過去と同じであれば地方創生や働き方改革なんて国が掲げるわけもない。過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在を大切にすることでLOMに勢いがつき会員増加に繫がるものだと考えました。

以上が中目標とその理由で、それらに小目標…一つ一つタスクがあるのですが、それらを書き綴るとカナリ長くなるので割愛します。

中目標の達成度はというと…

①法人格変更、会計の見直しにより、役職についた者が予算外のものを手出しすることはなく、ブロック協議会等事業の全登のものは一般会計から出すこともできました。また、例会を含め、あらゆる会合に強制力を無くし、あくまで任意参加としたことで、嫌々出費することはほぼ無くなったのではないかと思います。強制力を持たないぶん逆に出席率も高かったです。課題としてはKKK(各理事長が集まる会議)や友好LOMとの会合などでの出費も会計から出せるようにすることかと思います。

②コチラに関しては、ボトムアップ論を浸透できない。理解してもらえない。理解してても資質が伴わないところがあったかと思います。自由とは責任を要するものですが、JC…日本人の特質というべきか、言われて動くのが当たり前な環境で、いきなり「自由です!」はちょっと厳しかったかと思います。まぁそもそも現会員の入会動機は「JCでこんなことがしたい」からではなく、誘われたから入会した。仕事の関係で断れずに入会したという者が多いですから致し方ないといえば致し方ないかなと。それでも資質向上は青年会議所の目的のひとつですから、是非この流れは継続してもらいたいなと思います。

③結果として対外事業を9つ執り行いました。参加してくださった一般市民の方から「来年も開催して欲しい」とか「青年会議所活動に関心を持てた」とか有難いお声をいただくこともありました。面白いところでは、予算をかけずに開催した事業の方が動員率が高かったことです。お金を使うということは自分たちではできないからお金を支払わなくてはならないわけで、自分たちでできることを増やせば出費は少なくなる。自分たちでできることを増やす=資質向上であり、そこに向うにはアイデアと努力(労力)が必要。結果それが動員に繫がるものだと私は思います。これは現代のまちづくりでも同じではないでしょうか?予算が多かろうが少なかろうが、大切なところは同じではないかと思います。経済的観点から言っても、使わなければいけないという無駄な出費を押さえ、浮いたお金を有効に使うほうが社会構造上良いと思います。組織はより多くの個に利益を分配するためにあるべきですから。
(限定公開で薩長土肥の会で流した事業報告動画を貼り付けておきます。 https://www.youtube.com/watch?v=VAxaotOQ_TA&feature=youtu.be ランキングは薩長土肥の会で烏田予定者を持ち上げるためのものですので気にしないでくださいw)

④2つの対外事業で予算どおりにいかず一般会計からの補填がありました。それでも周年特別会計に予定より10万ほど少ないですがプールすることができました。この流れを引き継げれば、周年年とその前年にお金集めに奔走することはなく、いかに市民やOB、そして関係団体に感謝を表せれるかに注力できるのではないかと思います。

⑤これはなかなか難しいものでした。どうしても断ち切れないものは、やはりそこにはあり、バランスを必要とされるものでした。バランスをとりながら最小単位を磐石なものとし最小単位を豊かにすることで、より大きな組織が豊かになるということも一理ありますし、もはやバランスを取る段階ではなく、明治維新がそうであったように、今までの環境を無視してまでぶっちぎってグローカリズムに向うべき段階かもしれないという思いもありましたが、なんだかんだいって小心者の私には全てを断ち切ることができませんでした。

以上が、2018年度の理事長の職を預からせてもらった私の中目標の振り返りと自評です。

大目標の方はというと、会員拡大セクションを無くし、特別に拡大活動をせず140%増を達成しました。

中目標がどう関係したのかは検証できずにいますが、ひとつ思うことがあるとすれば、組織としての魅力は組織を構成する個の魅力が必要であるということ。

早い話が、「青年会議所に魅力を感じるから入会したい」ではなく「あの人に魅力を感じるから、あの人が入ってる青年会議所に入りたい」の方が、順当な流れだということです。

まぁ結果的に、JCでよく言われる「青年会議所会員は青年会議所内での活動より、青年会議所外での活躍を求められる」ということでしょう。

長文となりましたが、関係する全て皆さま1年間ありがとうございました。お陰さまをもちまして預からせていただきました萩青年会議所の理事長職を次年度理事長の烏田栄二君にバトンタッチできます。

次年度の組織運営をみると色々と心配ではありますが、卒会生として、口は出さず、呼ばれれば参加し、相談を受けたら応じ、陰ながら応援するというスタンスでいたいと思います。

それこそ「青は藍より出でて藍より青し」

後輩がダメというのは、その先輩がダメなのだということを肝に銘じ、残る後輩の活躍を信じております。

居残り直前は特別会員にならないようにも変えてやりましたので「直前理事長の役割を放棄してるやろ!」というツッコミは無しでお願いします(笑)

ありがとうございました!

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