2002
HAGI

Vol.41-5
45th Anniversary






 7月6日(土)、記念すべき萩青年会議所創立45周年記念式典、大懇親会が場所 萩本陣にて、盛大に行われた。
 松尾理事長の挑戦=自己革命=のスローガンのもと、小橋45周年運営室長を筆頭に節目の年である45周年を祝うとともに、半世紀の年でもある50周年へむけてのさらなる飛躍のために、また萩の町(萩)をひとつにする土壌づくりの意味をこめて、今回の記念式典・大懇親会は来賓、他ロムを一切ご招待せずに行った。結果、OB65名という多数のご出席をいただくことが出来た。
 松尾理事長挨拶の後、シニアクラブ会長、歴代理事長代表より叱咤激励のお言葉をいただき、ひき続き松の間にて大懇親会を行った。今回の大懇親会の目玉でもある3名の現役メンバーによる主張では、今、この時代に萩青年会議所のメンバーとして何を思い、そして何をするのかまた何をすべきかということを、それぞれ年代が違うメンバーが違った角度、違った視点によって発表し、諸先輩方より貴重なご意見、ご体験談などを大いに聴けたというところで大懇親会は大成功に終わった。
 この45周年を機に今後の萩青年会議所の更なる飛躍としたい。
45周年運営室副室長 豊田善隆


7月2日
萩商工会議所

 7月度例会で次年度理事長選考委員が決まる。
そんな意気込みで始まった例会。松尾理事長の挨拶に、「来年度を任せる理事長を選ぶ人の選挙である。決して安易に投票することの無いよう。」と、何度も繰り返された。議長の杉山副委員長の進行で、臨時総会がスタートした。
 懸案議案が特に異論もなく裁決され、次年度への思いを託す選考委員選挙となった。理事長を含み、卒会予定者の面々で構成された選挙管理委員会が設立され、福本選挙管理委員長の説明の後投票が始まった。開票作業は思ったより時間がかかり、ついに来年度の選考委員が発表された。いずれも、我々の思いを託すに値する面々であった。本日の例会はいつもより緊張感があった様に思う。それは、今週末の45周年記念式典の事だけでなく、我々の次年度を左右する7月度例会だったからだろう。後は、ただ、すばらしい新次年度理事長の誕生を祈念して、筆を置くこととしよう。
総務委員会 小崎 忍


8月度例会 定時総会 8月12日
萩商工会議所

 平成14年8月12日、午後7時より8月度例会が始まりました。本日は定時総会で次年度の理事長の決定及び、理事・監事を選出する大事な例会でした。
 まず松尾理事長より宮本君が議長に指名され、その後議長より議事録作成者・同署名人が指名されました。その後波多野総務委員長より総会の定足数が発表され、総会成立が確認されました。
 次に7月12日臨時総会において選出された次年度理事長選考委員会の松尾理事長より次年度理事長に砂川君が推薦されたとの報告があり、全メンバー満場一致の拍手により次年度理事長は、砂川君に決定しました。
 引き続き、理事9名の選考に入り、選考の結果、来年度の理事には大谷幹二君、大中隆義君、河村隆之君、小橋正伸君、田村昌彦君、波多野充浩君、宮本直治君、村本和三君の以上9名が決定しました。監事には岩崎喜一郎君、河野健治君の2名が選出されました。
 総会の終了後、次年度理事予定者が壇上に上がり、次年度理事長予定者の砂川君より決意表明が行われました。決意表明では、次年度理事長予定者の砂川君の並々ならぬ決意とやる気が十分に皆に伝わったように感じました。そしてこの時に松尾理事長の少しホッとした表情から、大役をはたした満足感と来年に期待する気持ちが読み取れた印象的な例会でした。
総務委員会 長富博文


7月28日(日)
萩国際大学

 7月28日(日)萩国際大学に於きまして「親と子のシンポジウム」を開催いたしました。テーマを「家族・夢」と題しまして教育の原点の一つである家族について地域ぐるみで、家庭教育・地域教育について考えていくという思いで行いました。
 第1部に、中学生3名に家族についてのメッセージを発表してもらいました。それぞれが、家族と言うテーマで素直で素晴らしいメッセージが聞け、自分自身も違う視点でいろいろな事を感じ取る事が出来ました。パネルディスカッションでは、先輩方にもコーディネータ、パネラーとして御参加頂き、今の父親・母親、いろんな年代の意見や考えが聞け、まだ結婚していない人や子供がいない人にも参考になったのではないかと思います。
 第2部に、松木安太郎氏の御講演を頂き、頂点を知っている指導者の視点と父親としての視点で熱く熱く、さまざまなお話を拝聴することが出来ました。私自身初めての、事業系の委員会で何も無い状態から、1つの事を試行錯誤しやっていくことは大変な事でしたが良いメンバーで楽しく事業を成し遂げられたことにとても満足しています。動員の面や沢山の課題は残りましたが、これから先考えていく上で勉強にもなりましたし、「挑戦、自己革命」自分なりに心に刻むことが出来ました。皆様にも、多くの御協力いただき感謝致します。ありがとうございました。
青少年教育開発委員会 槙垰守貢



住吉のんた大提灯パレード 8月1日〜3日
萩じゃのんた!夏じゃのんた!祭りじゃのんた!

 エルニーニョ現象のせいか、昨年度よりも暑い、熱い季節が訪れてきました。
 熱には、熱で制する。この熱が“のんた大提灯”であると理解し、事業をたのしもうと考えていました。その根底には青年会議所という立場であるまえに、祭りの季節になれば、「パブロフの犬」のように、条件反射の如く、違うアドレナリン、エネルギーがみなぎってきます。生まれ育った地域的(浜崎育ち)なものがあるようです。…神輿!!ワッショイ、ワッショイ!がしかし運営推進する立場である。
 今年の目玉といえば、年に一度しか拝見することが出来ない「大提灯」を7月31から8月2日まで田町商店街アーケードにぶら下げ、灯を灯し、情緒ある、かつ風流な景観を演出しました。町内の方々の協力もあり迅速な設営対応が出来ていたと思います。パレードに向けて町内への意識高揚活動が出来たと思います。
 私は、この情緒あふれる景観を一日も早く、祭りにくり出す観衆に観賞して頂きたいと思いました。そして大提灯パレード実行に際し、住吉神社、町内との調整、相互協力、理解を得て、「三感」を体験することが出来たと思います。
 (社)萩青年会議所という親鳥が、「のんた大提灯」という卵を産み、雛が育ち自立可能な年頃を向かえている様な気がしています。萩夏祭りも将来、「広域夏祭り」へと進化、移行すると思われますので、伝統継承する部分とスタンスを変えて親鳥が新しい卵を産む時期が訪れてきている事実を認識していなければいけないと感じています。
事業推進委員会 宮本直治
お手伝いの皆さん
おつかれ〜


8月10・11日(土・日)


 萩市見島を舞台とした家族会が、8月10、11日に行なわれた。見島では、過去に萩青年会議所が事業を行なった事がある。“当時のようにいい想い出を子どもや家族に味わって欲しい・見島をもっと知って欲しい”という野村委員長の強い想いが、委員会メンバーの心を打ち、見島での家族会の開催を導いた。
 ところが、数日前までの猛暑とは打って変わり、まさに波乱の幕開けであった。行きの“おにようず”の中では船酔い者が殺到。そして海水浴は少し肌寒いものとなった。しかし、子ども達は元気そのもので、当地に着いてからは酔いも寒さも吹き飛ばすその明るさ、元気の良さが目立った。
 参加した子ども達は、後に、“親や大人達と遊べた事が楽しかった”と言っている。子供同士で遊ぶ事が楽しいだろうと思っている大人とは違う感覚だ。これもまた本心だろう。
 おにようずを親と作ったり、皆で釣りをしたり、一緒に遊んだり…。普段の生活では味わえない触れ合いを求めているのだろうか? 親や大人にしてみれば十分だろうと思っても、子ども達にしてみればもう少し遊びたかったのだろうか? 行きも帰りも見島ででも、本当に体力を使う2日間だった。
 また、見島の島起こし会の方々には暑い中、大変なご尽力を頂いた事を心から感謝する2日間だった。彼らの手助けなくしては、ここまでのいい家族会はできなかった。
会員交流委員会 林史江


8月17・18日 (土・日)
萩ウエルネスパーク

 8/17下関ビクトリーズの練習の後、選手交流会・指導者交流会がユーズボールにて開催されました。
 選手交流会では子供達のパワーに圧倒されるとともに、港君はプリクラをねだられる人気ぶりでした。一方、指導者交流会では、少年硬式野球に対する熱い思いが語られ、時間をオーバーするほどでしたが、少しでも広域を対象としたチーム運営について理解が得られたのでないかと思います。その後、村本委員長の努力の甲斐あって、子供達を無事ホームステイへと送り届けることができました。
 翌8/18、降り出しそうな雨も何とか持ちこたえ、高橋慶彦氏の野球教室が開催され、熱血的な指導が行われました。その後の練習試合では白熱した試合が展開され、硬式野球への理解を少しでも深めることができたのではないかと思います。
 最後までお手伝い頂いたメンバーの皆様に心から感謝いたしますとともに、今後の阿武萩地域の子供たちの大いなる飛躍を願っております。
社会開発委員会 中村正也



芸術部会研修会 6月23日〜24日
in 萩

本年の基本方針

芸術・文化の心を学び、創作の心を探求する
芸術・文化の心を学び、心豊かな人づくりを模索する
芸術・文化の心を学び、伝統という時の流れを感じつつ、現代をとらえる感覚をやしなう
 心豊かな人づくりを模索するということで、6月の担当を萩で引き受けました。萩の観光名所を散策、萩焼きの窯元を訪問などの内容で、芸術部会員が全国から集合しました。 私たちは、おもてなしとして、遠方からはるばる訪れて下さった皆さんに、充事した内容で、満足をして帰っていただくために、計画をして、実行していきます。その活動が各地で行われるので、一般では体験できないような、さまざまな体験をすることができます。振り返ると、私も、芸術部会員ならではの貴重な体験をさせていただいています。
もし興味のある方は、申し出てください。会員募集中です。
芸術部会副部会長 杉山芳文


コ ラ ム

<つれづれなるままに>
 最近の夏は、ヒートアイランドと呼ばれるほど、連日連夜、蒸し暑い日が続いている。毎日エアコンにどっぷりと浸かって生活している。思い起こせば、僕らの小学校時代、真夏といえども気温が摂氏30度を超えるような日は今ほどそう多くなかった。夏休みになれば、友達を誘って、朝早くから指月公園へ、かぶとむしやせみ取りに、そして菊ケ浜に海水浴へ行ったものだった。今から30年以上前、車やエアコン(当時はクーラーと言っていたなあ)がある家は珍しく、郊外へ出ればアスファルト舗装してない道路がまだまだあったよなあ。
 よく言われることだけど、気温が1度上昇すると海面が2〜3m上昇するそうだ。海面が65cm上昇すると日本の砂浜の8割以上が水没するという。このままではあの白い砂浜が失われてしまう。どうすれば子供たちにこのすばらしい自然、環境を残してやれるだろうか。使い捨てに代表される便利な生活習慣をすべて捨て去ることはできないけれど、自らができることから改めることはできるように思う。こどもたちにすばらしい萩の自然環境を残していくために。

社団法人日本青年会議所 経済創造室
活力ある経済システム創造委員会
委員 坪倉 敬 (中国地区 山口B.C.萩JC)


研修会員紹介
 まだ入って間もないものですから、何を言えばいいのか分かりませんが、できることからやっていければいいかなと思っております。
 まだまだ未熟ものですが、御指導、御鞭撻のほどを宜しくお願いします。
野坂和左
 この度、萩青年会議所のメンバーの一人として、皆様と一緒に活動できる事をとても嬉しく思います。しかし、新人で分からない事ばかりで不安もあります。皆様には、いろいろな面でご迷惑おかけすると思いますが、自身を持って積極的に皆様と活動していく次第です。先輩方のご指導をよく聞き、頑張りますので宜しくお願いします。
 私は、七年間アメリカに滞在していた事もあって、英語が得意です。何か英語が必要な時などがありましたら、声をかけてもらえると嬉しいです。
馬場一真
今後の予定
9月7日(土)・8日(日)

第31回中国地区野球大会・前夜祭
松江
9月12日(木)

OBとのスポーツ交流
ユーズボウル
9月27日(金)〜29日(日)

第51回全国大会
旭川
第39回山口ブロック会員大会
10月13日(日)萩市民体育館
感謝 感激 感動
同好会
9月10日(火)

第4回ブロック研究会
萩城観光ホテル
9月22日(日)

第5回ジャガイモ例会
ブルーラインカントリーゴルフクラブ



編集後記

 今号は45周年記念や家族会、また3事業の集大成の様子を紙面にて紹介することができました。皆様、お疲れ様でした。
 私は3事業とも参加しました。毎週続いたのでより一層、事後の充実を感じました。すばらしい夏の思い出ができました。さて、お名残惜しいですがいよいよ次号は最終回!
「止めないで…」と、声が聞こえてきそうですが? ラストを委員長と2人で作って最終号を飾ろうと思います。
波多野(俊)でした



4号へ目次へ戻る|6号へ