理事長所信

shoshin

不透明な時代。今まさにそんな表現が合致する現代において、我々青年は何ができるのでしょうか。
毎年のように災害が発生し休まる事のない時代に、青年らしい情熱を持って、みんなで考え、失敗を恐れずに常に挑戦者として、共に励まし合い、助け合い、行動して行かなければならないと考えます。我々、青年会議所は明るい豊かな社会の実現に向けて、日々活動しています。この理想を共助の精神を持って体現していかねばならないのです。
萩青年会議所は、来年60周年を迎えます。地域に必要な団体と認められ地域の皆様の助力をいただいて今日まで活動してまいりました。それは諸先輩方の努力と誇りの結晶であります。60周年を迎えるに当たり、今までの伝統と歴史を継承し先輩方への感謝の気持ちをもって、今一度萩青年会議所の歴史を紐解き原点に立ち返り、地域に必要とされる団体である矜持を胸に、明るい豊かな萩の創造を目指し先駆けとなり青年会議所活動を行ってまいります。

 

社会開発事業
 わが町、萩。平成の大合併をへて10年、県土の11.4%の大地を抱えるこの広大な郷土は昨年、世界遺産となりました。明治日本の産業革命遺産のまさに中心ともいえるこの萩市はさらに強力な観光資源を得ることになりました。日本における唯一無二の改革である明治維新胎動の地として、これほどに誇らしい事はないと思います。しかしながら、我々はその先人の恩恵をただ受けているだけではないでしょうか。わずか5万人の小都市でありながら、他に追随を許さないほどの観光資源を持ちながら、我々はその歴史と伝統の上に座り、観光資源に頼り切ってはいないでしょうか。
真に挑戦をしてこの素晴らしい萩市を、北浦地区を、住みやすく美しい良い街に、子供たちに残し誇れるような街にしようと真剣に考えているでしょうか。我々萩青年会議所の使命は、この素晴らしい自然と伝統あふれる魅力ある萩を青年らしく盛り上げ、次の世代の子供達に継承してもらうことではないでしょうか。
地方創生が声高らかに叫ばれる昨今、今を生きる我々青年は真剣に10年、20年後のこの北浦地区の形を考え危機感を共有し、青年らしい柔軟で活発な意見を集約し提言し、体現するような事業展開をしていかなければなりません。郷土を愛し誇れる気持ちをもって活動し、次世代が夢をもって郷土を語り、郷里を誇りと思うように活動していきたいと思います。

 

会員拡大について
 今、萩青年会議所会員は全盛期にくらべ三分の一以下の会員で運営を行っています。人口の減少もあると思いますが、非常に少なくなってきています。これは、萩青年会議所が魅力のない団体になったからでしょうか。私はそうではないと思います。魅力ある事業を行ってはいるが、宣伝、発信の弱さによって我々の活動が伝わっていない部分があるのではないでしょうか。本年は我々の活動を十二分に宣伝、発信し会員拡大活動を行ってまいります。修練、奉仕、友情の3信条を胸に、魅力あり続ける団体を体現し、発信していけば会員は増えると信じ、会員一人ひとりが会員拡大を胸に刻み活動していきましょう。

 

防災・減災について
 2013年7月28日、萩市東部集中豪雨災害。我々は50年に一度ともいわれる災害に見舞われました。東部地区に住み当時の状況を体感している私にとって、防災・減災は考えなければならないテーマであります。近年は東日本大震災を初め、地震、水害、噴火、豪雪と一年中何かしらの災害が日本各地で発生しています。地球温暖化等の原因が叫ばれるこの異常気象の中で、我々は災害というものに、真摯に向き合わなければならない時代になったのではないでしょうか。
私たちは豪雨災害を経験し、テレビやインターネットに映る災害が自分たちの前に不意に降りかかってくるものだと知りました。そして、災害から復興し立ち上がる方法も知りました。私たち萩青年会議所は豪雨災害を受け、ボランティア活動を行いました。特に共助の領域において青年会議所のネットワークと経験は大きな力になる事を学びました。災害の被害は誰しも平等には起こりえません。常に防災を意識し、減災につながる行動力を育まなくてはならないのです。これから起こり得る災害に対して防災・減災意識を地域と共有し、他団体との平時より顔の見える関係を構築することが効率的・効果的な支援を実現できるのではないでしょうか。青年会議所会員として献身的かつ積極的に活動貢献し、地域の方々に頼りにされる団体を目指すことで、地域に必要とされる団体であり続けると信じています。