知足庵は自然に囲まれた萩市の郊外、旧福栄村にあります。高校時代より茶道を始めたのが萩焼を始めるきっかけです。茶道を続けるうちに美術全集や茶道雑誌などを見ていると茶道具の取り合わせが美しく魅力を感じるようになりました。何か自分で茶道具を造ってみたいと思い、身近にあった萩焼を造りたいと初代納冨鳥雲に師事しまして職人の第一歩を踏み出しました。これまで芸術には全く縁がなくただ工作が好きだった私です。入門した頃、薪割り・土造り・灰釉造り・藁釉造りなど一通りの基本をすべて習いました。今では機械化でほとんど行われない土造りの土踏みですが、冬の寒い中凍った氷で足を切りながら土踏みをしたのもよき思い出です。

すべての原点はもの造りから。だから無いものは造ってしまへ。 もともと食いしん坊の自分だから「この料理はこのような器がいい」など勝手に想像してしまう。あとは造るだけ。自称アウトドアー派で自然が好きだから山歩きをよくしますが花木にふれたり空気にふれたりして元気をもらっています。その中にも物造りのヒントがたくさん含まれていますね。焼き上がりの釉薬の微妙な混ざり具合を日光の下で見るととても美しく見える。これも自然界からの恵みです。

楽しい作品を見ていただき「くすっ」と笑っていただけたら成功です。常々思うことは作品を使っていただくたびに陶器の話題が水の波紋のように「輪」「和」となって広がっていただけたらということです。

知足庵 玉雲窯

Chisoku-AN Gyokuun-GAMA

- Artist -

〒758-0212

萩市福井下1219-1

TEL:0838-52-0995

定休日:不定休

見学:可(要予約)

体験:可(要予約)

- Works -

758-0212,JAPAN

1219-1 Fukui-shimo Hagi-city

TEL:+81-838-52-0995

Open 365 days, open 7 days a week

The tour:Advance order necessary

Experience:Advance order necessary

Q1.窯元の名前の由来を教えてください。

 A.禅の心 足るを知る より。作家名は父母、茶道萩焼の師匠の名に由来

  しています。

 

Q2.作家が作陶する時に一番大切にしているものは何ですか?

 A.使ってくださる方の気持ちです。

 

Q3.作家のこだわりを教えてください。

 A.使いやすさです。

 

Q4.制作の意図を教えて下さい。

 A.どのような作品が喜ばれるかを意識しています。

 

Q5.土や釉薬はどのようなものを使っていますか?

 A.大道土、見島土、 灰釉、ワラ釉を使っています。

 

Q6.どのような作品がありますか?

 A.伝茶道具から雑器まであります。

 

Q7.作品(商品)の価格帯について教えてください。

 A.500円~。

 

Q8.作品(商品)を依頼して完成するまでの時間はどれくらいですか?

 A.3ヶ月くらいです。

 

Q9.購入後の手入れの方法を教えて下さい。

 A.よく乾かしてください。

 

Q10.キャッチコピーはありますか?

 A.使って楽しい器

 

Q11.おすすめの陶芸作家を教えてください。

 A.

 

Q12.影響を受けた作家や作品はありますか?

 A.

 

Q13.萩焼への想いを教えて下さい。

 A.出身は宇部市ですが萩焼は身近な存在です。

 

Q14.萩についての想いを教えて下さい。

 A.静かできれいで美しい街。

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