萩市社会福祉協議会主催、萩青年会議所共催による「災害ボランティア講座」に参加しました。
講座では、3名の方より災害に関する講演をいただき、様々な角度から考える災害ボランティアについてお話を聞くことができました。
山口県社会福祉協議会地域福祉部の大河原部長による
「新型コロナウイルス感染が懸念される状況における災害ボランティアセンターの設置・運営」では、災害ボランティア活動や災害ボランティアセンターの運営等について学んできました。
災害ボランティア活動、センター運営における三原則
「被災者中心」
「地元主体」
「協働」
誰のための、何のための活動なのかを常に頭の中に入れておくことが大切です。
萩市防災危機管理課の防災マネージャー 福井さんによる「令和2年 台風10号に伴う避難所状況」では、
避難所運営における準備、コロナ禍における運営方法などを知ることができました。
1箇所の避難所が集中した際には、新たな避難所を開設するなど迅速な対応が必要です。
災害NGO結 代表の前原さんによる「コロナ禍で考える災害ボランティアセンターのあり方」では、
同じ災害はなく、支援内容も場所・人・災害で異なること。直接支援~後方支援と、現場で作業、全体の調整、資金的な支援といったそれぞれの役割の大切さを学びました。
特にコロナ禍である昨今では、コロナウイルスを
「被災地に持ち込まない」
「被災地から持ち出さない」
「被災地内で感染を広げない」
といった、最大限の配慮が必要であることも重要です。
最後におこなわれた参加者による交流会では、多方面から参加された皆さんと災害ボランティアに関する意見交換ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
萩青年会議所は、萩市社会福祉協議会と災害協定を平成28年から結んでおり、災害時にはともに協力して、支援をしていきます。
今後もこのような講座を通じて、有事の際に備え力を発揮できるようにしていきます。